カラダも態度もデカイからだ〜 (*`∧´)/
邪魔なのはオマエだ (TヘT)
金次郎は突然、故郷から永久追放に (・_・)エッ
小田原藩に推薦され幕臣に出世しますが・・・
要するに、体裁の良い厄介払い ┐( ̄ヘ ̄)┌
小田原城から北へ約7km、ここは旧栢山(かやま)村。
二宮本家は栢山村の名主で金次郎の家はその分家筋!
金次郎が4歳の時暴風雨で堤防が決壊!
田畑を失うまでは豊かな農家でした。
父親利右衛門は「栢山の善人」と呼ばれたお人好し!
身体も弱く、金次郎が14歳の時亡くなりますが・・・
財産もすっかり無くなっていました (−_−)
金次郎は母を助ける為早朝から山へ柴刈りに!
懐に本を入れ道中読みながら、大声で暗誦!
道行く人に頭が変だと思われていました (^-^;
菩提寺善栄寺の金次郎は正座姿 (^。^)
学問好き風流好きは父親譲りですが・・・
貸した金はしっかり回収 (^_−
単なるお人好しにはなりませんでした ^_^
正月は雨戸を閉めて居留守を使い、母方の祖父の葬儀では、服装がみすぼらしいと焼香を拒否され・・・
その10日後、母親も亡くなります (−_−)
弟達は母方の実家へ、金次郎は伯父万兵衛の家へ。
夜、本を読んでいると万兵衛が現れ・・・
「百姓に学問は不要!高い油を無駄にするな!」
と、怒鳴られ読書は禁止!
そこで油の原料となる菜種を堤防にまき、翌年灯油をGET!
久々に本を読んでいると万兵衛が現れ、また怒鳴られます!
「本読むヒマがあれば、夜なべでもしろ!」
2年で万兵衛の家を出て・・・
金次郎は名主の家に住み込みながら荒地を開墾!
食費をかけずに賃金を貯め・・・
鍬下年季という免税制度を上手に使い・・・
現金や米を貸し付けて利息を稼ぎ・・・
開いた新田を小作人に任せ、さらに荒地を開墾!
24歳で父祖伝来の田畑を全部取り戻します!
そして〜♫
江戸見物、富士登山、お伊勢参りや関西旅行へ (^。^)v
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金次郎は家老服部家に奉公しながら、世界最初の信用組合『五常講』を創設!
服部家の莫大な借金を倹約と金利の見直しで見事清算\^_^/
お殿様から表彰され、分家の領地桜町の復興を命じられます。
桜町の領民は莫大な補助金を貰いながら働かず、
昼間から酒を飲み、博打に明け暮れていました (−_−)
金次郎は10年間年貢を免除する代わりに補助金を廃止!
毎月「頑張った人」を村民選挙で選び表彰 (^_−
利権を奪われた名主達は上司の豊田正作を抱き込み、
不良農民を煽って改革を妨害 (*`∧´)/
金次郎は成田山に籠って断食修行!
いわゆるハンガーストライキ (・_・)
上司の豊田正作は解任され、以後改革は順風満帆!
飢饉を事前に察知!寒さに強いヒエの植え付けを指示!
天保の大飢饉の中、ひとりの餓死者も出さず(^_^)v
お殿様から小田原領民の救済も任されます!
城内の米蔵を開け領民に分け与えて下さい!
我々重臣が会議するから少し待て ( ̄ヘ ̄)
※ 小田原評定の本場ですから (^-^;
ならばみんなで断食しましょう(*`∧´)/
何で我々が断食せにゃならんのだ〜( ̄ロ ̄lll)
こうしてる間にも民は餓死しているのだ (*`∧´)/
分かった!分かった!お好きにどーぞ!
クソ〜憶えてろよ〜\(*`∧´)/
名君大久保忠真は翌年他界 (−_−)
重臣達は幼君を丸め込み金次郎の「報徳仕法」を禁止!
領民との交流も禁止します ( ̄ヘ ̄)
「本に書いてある事は氷!氷を溶かすのは人の心」
金次郎の言葉は氷の刃を振り回す者には通じませんでした (−_−)
それでも多くの弟子に恵まれ政敵、豊田正作もその後弟子入!
幕府に飼い殺しにされている間に
600以上の村を救済したそうです ^_^