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鎌倉百八景108-27 源平紅白蓮合戦?白い旗と白い鳩


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源氏池は白い蓮、平家池は紅い蓮・・・

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それで源平紅白蓮合戦(^_^)v

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池の広さは倍なので白組の圧勝\^_^/

そういう趣向だった筈ですが・・・

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今、平家池も白い蓮ばかり(^-^;

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どこに紅い蓮が咲いているかというと???

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源氏池に浮かぶ「旗上げ弁天社」の辺りに

かろうじて紅い蓮が咲いています(・_・)エッ

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旗上げ弁天社は有る意味、最も八幡様らしい場所です。

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八幡をはちまんと呼ぶのは神仏習合以降!

元は「やはた」沢山の旗という意味です( ̄▽ ̄)

旗は神の依り代、はためく様は神の姿!

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白い鳩は源氏を勝利に導く八幡大菩薩のお使いです。

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鳩サブレが鎌倉を代表するお菓子なのも納得ですね(^_^)v

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ココからはマニアックな内容ですが、興味の有る方は御覧下さいm(_ _)m

 

宇佐八幡宮の成り立ちは、かなり複雑です。

 土着の宇佐氏、渡来系の辛島氏、そして大神氏の信仰が習合したのが八幡信仰

 「弓削の道鏡天皇にせよ!」という大神氏の巫女の神託を覆したのは、辛島氏の巫女だそうです。

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時代が下るにつれ辛島氏は冷遇され、宇佐から消えて行きますが、鹿児島に移った辛島氏に伝わる大隅八幡宮縁起」には、震旦国(中国)の陳大王の娘・大比留女(おおひるめ)が、七歳のとき夢で朝日を受けて身籠もり、八幡神を生んだとあります。

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対馬には日光に感精して日神の子を生む「天道(童)信仰」がありますが、キリシタン大名大友宗麟が改宗したのも、元々聖母子信仰があったからだと言われています。

 

宇佐氏にも驚くべき伝承が伝えられていますが、それはいずれ別ブログで(^_^)/~~~