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鎌倉百八景108-28 鎌倉で最も古く一番新しい神社(龍口明神社)など

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今回は湘南モノレールの沿線にある、

五頭龍大神ゆかりの地を訪ねます(^_^)v

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村人を苦しめていた五頭龍は

江島弁天に恋をして良い龍になりますが

頑張りすぎて過労死してしまいます(^-^;

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こちらは江ノ島から観た龍口山。

五頭龍は死後民を守るため山になりました。

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鎌倉の深沢の底なし沼が五頭龍のスミカ!

そこから空を飛び、海辺の村に飛来!

生け贄の子供を食べていました・・・

村の名前は子死越(こしごえ)今の腰越です。

 

深沢から急上昇!

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高級住宅地鎌倉山をめざし、トンネルを抜け

西鎌倉駅に到着!最初の写真は駅周辺です。

東京五輪のラッピングカー発見\^_^/

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駅から徒歩5分。

閑静な住宅地の中に龍口明神社はあります。

龍の口から昭和53年(1978年)遷宮しました。

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 御由緒によると欽明十三年(五五二年)村人が山となった五頭龍大神を祀るために龍の口に当たるところに社を建て、子死方明神や白髭明神と呼んだそうです。

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 養老七年(七ニ三年)江島岩窟の中で泰澄大師が神行修行中、夢枕に現れた神々を彫刻。弁財天は江島明神へ、玉依姫命と五頭龍大の御木像を白鬚明神へ納めたといわれています。

 

この時「龍口明神社」となったそうです。

 

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 玉依姫命といえば神武天皇の母様!姉の豊玉姫の正体は古事記では八尋の和爾(ワニ)日本書紀本文では「龍」とあります!

 弥生人の故郷長江流域には、全長4Mを超すヨウスコウワニが生息しており龍の原型という説もあります。

 長江中流域の洞庭湖には浦島太郎そっくりの説話があり、竜宮城は洞庭湖にあった可能性も考えられます。

弁財天もインドの川の神、水の神ですね。

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目白山下駅到着!

龍の後頭部の辺りになります。

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トンネルを抜けるとそこは龍の顔!

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江の島は2km先ですが・・・
ここが終点、湘南江の島駅m(^_^)m

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こちらが湘南モノレールの高低差!

別名湘南ジェットコースター\^_^/

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江の島駅から100m、龍口明神社の元社があります。

日蓮が殺されかけた龍口刑場跡のすぐ隣!

 関東大震災で全壊し昭和8年に再建されますが、赤いトタン屋根のちょっと残念な社殿。現在は閉鎖されています。

 

江島明神と五頭龍大神は夫婦のはずですが(−_−)

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日蓮の命を救ったのは弁天様とされています。

龍口はその後、日蓮宗の聖地となりました。

 

そして、五頭龍大神は氏子達の総意により、

龍の口から龍の胴に移転したのでした。