全国各地に同じコンビニが有る様に、お稲荷さんや八幡様が日本中に存在するのは何故か?
それは神様が時間や空間を超越した存在で、八百万の神は本質的には皆、同じ神の分身だから!
「元伊勢」籠(この)神社の第82代宮司、海部光彦氏の唱えた説だそうですが「神仏習合」や「異名同神論」もこうした考え方だと思います。
全ての神はニギハヤヒの分身!とおっしゃる方もおいでです(^-^;
アメノミナカヌシだと思うのですが(^-^;
日本家系図学会及び家系研究協議会会長の宝賀寿男氏が「海部の祖神アメノホアカリと物部の祖神ニギハヤヒは明らかに別神!」と主張しても、先代海部穀定宮司が著書の中で「別神」と書いても、彼らの信仰がゆらぐ事はないのです!
宗教的真実より歴史的事実に興味があるモノで ( ◠_◠ )
そもそも大蛇のお化けを退治した英雄が、龍蛇神を崇拝する出雲族の祖神というのも、奇妙なお話です( ◠_◠ )
左は280余りあるといわれる氷川神社の分布図!
ほぼ、荒川沿いに分布 (・_・)
右は江戸時代、三つに別れていた神社の位置です。
こちらは明治政府が整備した現在の境内図!
出雲神話に登場する主要な神々が配置されていますが、元からあったのは本殿の辰巳の方角にある門客人神社と、つい最近まで禁足地だった「蛇の池」です。
門客人神社は外来の神に土地を奪われた「地主神」の場合が多く、ここは江戸時代までは「荒脛巾(あらはばき)神社」でした。
ここから先はウチの大宮人も入るのは初めて!
最近整備されるまで、禁足地だったそうです!
ここに立ち入った途端、ウチの大宮人は「風」を感じてジーンときたそうです ( ̄ー ̄)
すぐ左には神社の駐車場があるのですが (^_^;)
本殿のさらに奥!蛇の池到着!
ここが氷川信仰の本源地!
アラハバキ神は見沼の水神でこの土地の地主神!
出雲地方では今でも藁蛇を巻き付けた御神木「ははき」に豊穣を祈願する「荒神祭」が行われているそうです。
※ ハハやハバは蛇の古語
では、荒神とは如何なる神か?
荒神(こうじん)をWikipediaで検索すると竈神(かまどがみ)
竈神(かまどがみ)をWikipediaで検索すると「岐(くなど)の神」
荒神=竈神=岐(くなど)の神=幸神
という公式が成り立ちそうです(・_・)
1984年、358本の銅剣が発見されたのが「荒神谷遺跡」で出雲大社の摂社「出雲井神社」の祭神が岐(くなど)の神!
岐(くなど)の神も「地主神」では?
しめ縄は蛇が交尾する姿、鏡餅はとぐろを巻く蛇の姿、日本列島の先住民達は蛇の生命力や異型に畏敬の念を抱いていましたが、現代の私達は後からやって来た人達の影響を受けているのかもしれません。
長くなったので須佐之男命は皇祖神なのか?
につきましては、またの機会にm(_ _)m