日本の夏といえばお盆 (^_^;)
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今回は丹沢の麓、秦野盆地にやって来ました!
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環境省が実施した「名水百選」選抜総選挙において、秦野の水が「おいしさが素晴らしい名水部門」で第一位に輝きました!
ここで食した「豆腐ジェラート」がまた美味!
山守茶屋 杜のとうふ工房三河屋 - カフェ・喫茶店 / 秦野市 - 湘南ナビ!
さて、今回の取材先はこちら!
実朝の乳母夫(めのとぶ)だった阿野全成(頼朝の弟)を殺された北条は、比企一族を虐殺!
二代将軍頼家も殺され、次男の善哉(ぜんざい)後の公暁(こうぎょう)だけが生き残ります。
※公暁の読み方については、近年では「こうきょう」もしくは「こうぎょう」と読むのが正しいとされている。
今回は以下の続編ですが、舞台は秦野?
na-mannoeyelevel.hatenablog.com
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実朝の首を抱えた公暁は鶴岡八幡宮の裏山を通り、乳母夫三浦義村の館を目指しますが・・・
実朝の首は行方不明のまま・・・
胴体と遺髪だけ、鎌倉に埋葬されました。
遠く離れた秦野に、なぜ実朝の首が祀られた?
公暁に差し向けられた5人の刺客の一人、武常晴が実朝の首を持ち去った様です。
武は三浦の一族ですが、秦野の領主、波多野氏とも婚姻関係がありました。
武常晴はその後、一族を挙げて秦野に移住しているので、三浦義村の事が余程キライだったのかもしれませんね (⌒-⌒; )
金剛寺には実朝の木造が安置されているそうです。
また、金剛寺の寺号は実朝の法号「金剛寺殿」に因むようです。
実朝殺害は公暁の単独犯行か?
それとも、黒幕は三浦義村か?
三浦義村の行動はどこか胡散臭く、そこはかとなく小物感が漂います (^_^)
北条義時は他人の感情を察したり、自分の感情をコントロールする能力が高く、つい心を許してしまうタイプ!それでいて「確信犯の正義?」の様なものを感じます。
実朝の異例の昇進は、分不相応の地位に就けることで呪い殺そうとする“位打ち”の呪法だと、大江広元が諫言していた様です。
後鳥羽上皇に心酔する実朝に、危惧を感じたか?
ものいわぬ 四方のけだもの すらだにも
あはれなるかなや 親の子をおもふ 実朝
淀殿、日野富子と共に「日本三大悪女」に数えられる北条政子は、人一倍情があつい人だったと思います。
ただ、不憫な孫が、最愛の息子を殺すことになるとは、思ってもみなかったでしょう。
鎌倉幕府に源氏は不要!
一見良い人に見える北条義時は、心の中でそう考えていたのかもしれません (~_~;)