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東京漂遊11 招き猫発祥の寺と井伊家の伝説

ネズミは米が大好物で・・・

 

ネコはネズミが大好物 ( )

 

弥生の昔から、ネコは大切な物を守ってくれる存在。

 

「招き猫」の起源には諸説ありますが・・・

 

今回は、彦根藩主井伊家の菩提寺豪徳寺を訪ねました。

 

ここは東急電鉄世田谷線三軒茶屋駅。

 

やって来たラッピング電車は?

 

「幸福の招き猫電車」 (=^^=)

 

運行は?

 

一時間にわずか1本~2本!

ii.tokyu.co.jp

こちらのサイトで運行予定が確認できます (^^)v

 

三軒茶屋駅を出発して10分、宮の坂駅到着!

 

左手前に見えるのは1925年 (大正14年) 製造の電車!

 

昭和45年から平成2年まで、江ノ電としても活躍 ^ ^

 

宮の坂駅から徒歩5分で山門到着!幕末の大老井伊直弼豪徳寺中興開基2代直孝をはじめ、歴代藩主の墓があります。

 

仏殿と三重塔の間を通って招福殿へ (=^ェ^=)

 

この奥に、参詣者が奉納した大小様々な・・・

招福猫児(まねきねこは一体500円~7,000円!

 

ご利益に差があるかどうかは不明  (^_^;)

 

徳川四天王井伊直政の息子2代直孝が鷹狩りの帰り道、寺の門前にいた猫に手招きされて寺に立ち寄ると・・・

 

突然雷が鳴り土砂降りの雨が (>_<)

 

殿様はその幸運にいたく感動(^_^)

 

寛永10年(1633年)豪德寺は井伊家の菩提寺になりました。

 

今日、大勢の参詣者が福を招いた「招福猫児」を奉納!

 

今や、大勢の観光客が海外からも訪れます (=^^=)

 

招福猫児は人を招いてくれますが、福そのものは与えてくれません。

 

その「縁」を生かすか否かは、あなた次第!

 

左上は 井伊家の定紋(じょうもん)彦根

 

右上は 替紋(かえもん)井桁(いげたもん)

 

左下は 豪徳寺の寺紋で井伊家の定紋と同じ!

 

右下は 日蓮宗の宗紋で日蓮の生家の家紋?

 

井伊家の初代共保(ともやす)井戸の中から生まれた?

 

井戸の脇に橘の木が茂っていたので「橘」定紋にした?

www.junk-word.com

井戸の中に捨てられていた捨て子だった?

 

捨てられていたのが井戸の脇なら現実的?

 

共保の出生伝説や藤原共資(ともすけ)の娘婿になったという家伝を、どこまで信じて良いのか?

 

共保が生まれたのが1010年だとすると、井伊家の歴史は千年以上!

 

日蓮の生家は井伊氏の支流貫名氏で、井伊家の定紋と替紋を組み合わせたとすると、結構信憑性がありそうです。

 

(たちばな)は多遅摩毛理(たじまもり)が常世の国から持ち帰ったと伝わりますが、タチバナ(橘、学名:Citrus tachibana)は日本固有種。

https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010891736.pdf

橘のルーツは南西諸島か?

 

最後は脱線してしまいましたが (^_^;)

 

本日はご乗車下さいまして、誠にありがとうございました m(_ _)m