東急東横線に「新丸子」という駅があります。
でも「ちびまる子ちゃん」とは無関係 ^o^
今回は平安時代の「マスオ婚」のお話です!
何それ?
サザエさんの夫マスオさんは磯野家の婿ですが・・・
苗字はフグ田で生まれた子供はフグ田タラオ・・・
夫婦が妻の家で同居する形態が「婿入婚」
夫が妻の家を訪ねる形態が「通い婚」
妻が夫の家に同居する「嫁入婚」が増えるのは平安後期以降。
八十神のパシリだったオオナムチが大国主神になれたのは?
スサノオの試験に合格して娘婿になったから!
アメノウズメは猿田彦の嫁になり猿女君に改名!
もしかして・・・欧米人?
武士の台頭と共に「嫁入婚」が主流になりますが・・・
平安時代は母系制から父系制に変わる過渡期だった?
とは言え、儒教に基づく中国式父系原理では厳禁の筈の婿養子や同姓婚が、公然と行われてきたわけです。
日本列島は縄文時代から母系制社会だった?
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-21520656/21520656seika.pdf
律令制の導入と古代日本の家族制度
父から息子だけに受け継がれるY染色体の種類が多いのは、夫や父親の存在しない母系社会が長期間続いたから?
それで・・・丸子は?前置き長すぎですねm(^_^;)m
代々名前に使われる漢字を通字(とおりじ)と言います。
梶原景時、大庭景親、長尾景虎など、鎌倉党の通字は「景」
平良文の子孫と伝わる村岡章名が相模の豪族丸子公景の娘婿になり、本拠地を鎌倉に移したのが鎌倉党の始まり!
先祖は大伴氏?和邇氏?それとも高倉下の末裔?
日本家系図学会の議論はとても難しい (*´-`)
父系制の本場中国の族譜は、世代ごとに名(諱)に特定の漢字を使うそうです。
婿養子や襲名を認める日本の系図は全く別物では?
長尾景虎が主君上杉憲政の養子になり、上杉謙信を名乗ったり (・_・)
通婚を重ねるうちにゴチャゴチャになり、本当の父祖が分からなくなったりして (^^;;
男系子孫が祖神を祀るというのはあくまで建前!
実は共通の祖神を祀る事で擬似同族化したとか?
通字を共有して「党」としての結束を強めたり!
京浜伏見稲荷神社は戦後復興を祈願して伏見稲荷大社より勧請したもの!
狐さんの数は何と108狐 (^^)
秦と賀茂が通婚を重ね、一体化したのカモ ( ̄∇ ̄)
服従の証拠として、地方豪族に采女として娘を差し出させるのは如何にも父権的発想ですが、他氏族を排除して天皇と通婚する権利を独占したり、有望な若者を見つけて娘婿にするという発想は、儒教的父系原理とは違う様な気がします(^_^)