大河ドラマもいよいよ終盤!
久々に「ドラマ館」を訪ねてみました(^.^)
来年は?どうするなーまん!
岡崎や浜松まで遠征する?
それとも東照宮巡をりする?
お願い!父を許してあげて m(_ _)m
御家人達の前で必死に土下座する政子 ( T_T)
謀反を企てた父時政は、死罪を免れ伊豆へ!
次々と、有力御家人達を葬り去り・・・
二代目鎌倉殿頼家さえ殺害(//∇//)
そして・・・
実の父を追放したダークヒーロー北条義時!
着物の色も黄緑から次第に黒ずみ・・・
執権に就任して、とうとう真黒に!
そんな父を見詰めながら泰時は・・・
やがて「理論派右翼」北畠親房さえ賞賛した、13人の合議制「鎌倉殿の13人」を創設するのでした。
義時時代の13人は予行演習 ^ ^
ここは鎌倉土産の定番、鳩サブレの製造販売元豊島屋。
今日は、武家の男子が狩りで初めて獲物を仕留めた際、儀式で振舞われた菓子「矢口餅」を買いに来ました!
実物はもっと大きく、三色の餡も入っていません。
こちらの方が史実に忠実?
長さ約24㎝・幅約9㎝・厚さ約3㎝の、黒・赤・白の餅が3枚ずつ3組用意され、弓術に秀でた者が3人選ばれ、餅をご馳走になるのでした。
元々は狩をアシストしてもらったお礼か?
頼朝は富士の裾野で巻狩を開催!
嫡子の頼家(12歳)が鹿を射止ると狩を中断!
矢口の神事を行ないました。
※ 天下のNHKにケチを付けます!矢口餅が切餅みたいで変!万寿が食べるのも変!
これは武家の男子の重要な通過儀礼で、足利将軍家でも行なわれていましたが、都の軍事貴族だった頼朝は初めての体験だった様です。
獲物を現場でさばいて食べますから、血や穢れを極端に嫌う「公家文化」とは「異質の文化」ですね (^^;;
北条泰時も4ヶ月後、頼朝立ち会いの元「矢口の神事」を行っています。
通過儀礼を無事通過!
二代目鎌倉殿となった頼家ですが、生みの親より育ての親・・・
北条と頼家は互いに疎ましい存在となってゆき・・・
頼朝の弟で北条の婿でもある阿野全成が頼家呪詛の疑いで処刑されると、北条と比企は全面戦争!
比企は全滅!頼家も殺され・・・
政子の次男実朝が3代目になりますが・・・
「矢口の神事」を行った形跡はありません。
頼朝は実朝を鶴岡八幡宮寺の別当(長官)にするつもりだったらしく、執権として実権を握った北条も、実朝には武家でなく公家になってもらいたかったのでは?
歌人としての評価が先行していた実朝ですが、最近は政治家としても評価されている様です。
実朝の武器は、和歌で培った朝廷との人脈!
※ 普段は立ち入り禁止ですが、許可を頂き撮影させて頂きましたm(_ _)m
当時鎌倉で大地震があり、実際山が裂けたそうですが・・・
ちょっと心酔しすぎでは?
都の下級貴族だった大江広元は、実朝の異例の昇進を「官打ち」と言う「雅な呪い」だと諌言していますが、実朝を完全に取り込み自分の御子が次期将軍に内定した時点で、実朝を呪い殺すメリットはありません。
ただ「立憲君主制」を目指した鎌倉幕府との対立は、やはり不可避だったと思います。
頼朝は生前、三代将軍には頼家の次男で、鎮西八郎為朝の血を引く善哉のちの公暁(こうぎょう)を考えていたらしく、実朝と公暁の立場の逆転は、やがて大変な悲劇を生むことになるのでした・・・
日本語の漢字の読みには「音読み」と「訓読み」があり、さらに「音読み」には「呉音、漢音、唐音」があり、さらに「当て字」や「名乗り」まである・・・
ホントややこしいですね^^;